ランドセルを選ぶ時に、丈夫であるということはなるべく必須条件ですよね。できる限りランドセルを6年間綺麗に使って欲しいという願いもあることでしょう。
安さ重視で購入したらすぐにまち部分が変形してしまったという話もよく耳にします。そこでランドセルの型崩れに対する強度について探っていきます。
男の子のご両親は、「傷が付きにくい」を重視してランドセルを選ぶケースが多いようですが、女の子のご両親の場合は「型崩れしない」ランドセルを探している事が多い様です。
各ランドセルブランドの型崩れ対策もまとめてみましたので参考にしてみて下さい。
ランドセルブランドは型崩れ防止としてどんな対策をしてるの?
セイバンの型崩れ対策
セイバンのランドセルは本体を、しっかりと補強するコの字型のタフかるプレートを大まち部分に内蔵し、芯材を二重構造にした、321構造を採用しています。一重構造のランドセルに比べ約2倍の強度があり、使用頻度の高い取り出し口には、変形防止の樹脂とワイヤーを内蔵させたスタイルキーパーのおかげで、押しても元通りになり、取り出し口の変形も防いでくれます。セイバンのランドセルは約100キロにも耐えられる構造になっています。
フィットちゃんの型崩れ対策
フィットちゃんのランドセルには、変形しやすいまち部分の変形を防ぐため、背中の補強芯に三方一体型の強化プレートを縫い合わせるトリプルガードが採用されています。外部圧力に対する強さが3.5倍もアップし、型崩れを防ぎ、綺麗な形を保ちます。
萬勇鞄の型崩れ対策
萬勇鞄のランドセルには、大まちの上部に頑丈なプラスチック板を内蔵させ、補強しています。
しっかりと補強しているので、6年間安心して使える丈夫さです。
モギカバンの型崩れ対策
モギカバンのランドセルには、最も潰れやすい大まち側面上部に補強材を使用していて型崩れがしにくくなっています。通常使用方法なら、6年間潰れることなく使用出来る強い造りになっています。
黒川鞄の型崩れ対策
黒川鞄の黒川社長は、ランドセルに関しては一切妥協を許さない方です。使いやすさや背負い心地だけでなく、型崩れに関しても妥協がなく、凄く手間の掛かる加工を施されています。
黒川鞄のランドセルは全てを手作りで制作し、熟練した職人が手作業で作るランドセルで、強度が強く、実際に地元の富山でも型崩れしにくいと評判です。
また、素材にも型崩れしずらい、丈夫な素材を使用することで型崩れを防いでくれます。
池田屋の型崩れ対策
池田屋のランドセルは型崩れしやすい大まち上部にハイパー樹脂フレームに加え、タテフル、ナイロン樹脂板、変形防止板の樹脂パーツで徹底的に補強しています。変形防止板は池田屋ランドセルのオリジナルパーツで、一般的なランドセルと比較して1.5倍もの強度がある、4重補強を施しています。
カバンのフジタの型崩れ対策
カバンのフジタのランドセルには、メイン収納の開口部にピアノ線(鉄芯)が内蔵してあり、大きな力が加わるまち部分にはリブ構造の補強プレートが内蔵してあり、型崩れしにくい丈夫な造りのしっかりくんが採用されています。
ランドセルを型崩れさせない為の使い方も重要
ランドセルが1度型崩れが起きてしまうとどんどん歪みが増してしまいます。
ランドセルを使い始めた頃は汚さないように綺麗に大切に使いますが、変形などが起きてしまうとその気持ちも薄れてしまいます。
ランドセルに過度な力を加えたり、乱暴に扱わないように気をつけると型崩れすることも減り、綺麗な形を保つことが出来ます。中身の詰めすぎも型崩れの原因のひとつとなり、軽微な症状であれば、厚手の仕切りを入れ外圧に耐えられる補強をしたりして悪化を食い止めます。
修復不可能の場合は、速やかに修理に出すのがいいでしょう。
まとめ
様々なランドセルメーカーの型崩れについて調べてみました。
親心としてはできるだけ綺麗に6年間使って欲しいという思いから型崩れしにくいランドセルを選びたいものです。
メーカーにより型崩れに対する補強は違うのでお子様にあったランドセルを選んでみてください。
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