カバンのフジタは山形県に本店があるお店で、雪国生まれのランドセルを手がけています。
60年以上にわたってランドセルを作り続けており、ユーザーの声に応えて進化し続けています。雪国生まれをキャッチコピーにあげている通り、雪深く、過酷な環境下でも安心して使えるようなランドセルを目指しています。
A4フラットファイルが入る横幅がありつつも、ランドセルのサイズは大きくしていないため、子供にかかる負担が軽減されています。さらに肩、胸、背中にぴったりフィットして、できるだけ重さが分散するようになっているため、ランドセルが軽く感じるようになっています。
安心・安全を重視して職人がつくりあげたランドセルです。
カバンのフジタのランドセルショールーム取材
カバンのフジタさんが期間限定で開催した原宿のショールームに行ってきました。
店長の石川さんに、男の子、女の子の人気ランドセルモデルや、カバンのフジタのランドセルは他のランドセルとどこが違うのか?
色々詳しく教えて頂きました。
カバンのフジタの最大のポイントは軽く感じる背負いやすさ
今回カバンのフジタさんに取材をお願いして、色々と教えて頂いた話の中で、カタログやホームページを見ているだけでは絶対に気づけなかっただろうな!と思うポイントがありました。
それが、肩ベルトの形状とその意味です!
こちらがカバンのフジタのランドセルで共通して使用されている肩ベルトの形状です。
一見普通のランドセルの肩ベルトと変わらない様に思えるのですが、
こうやって背負った時の状態にしてみると、あることに気づきます。
登山用リュックの様な形状に作られているんです。
カバンのフジタは雪国山形で生まれたランドセルです。
都会の小学生と違い、山形では通学の距離もそれなりにあります。
より子供の体にランドセルの重さを感じさせず、
負担を軽くさせる様に設計する必要があり、
その結果改良を重ねて作られたのが、この登山用リュックの様な肩ベルトなんだそうです。
体にフィットし、肩ベルト全体で重さを支えるので、実重量よりも軽く感じるのが特徴です。
この肩ベルトの形状について最初に書いたのは、
まずはココを知って欲しかったからになります。
取材をしなければ、私も気づけなかったところだと感じていますので、
是非お伝えしたく、冒頭に紹介させて頂きました。
男の子に1番人気はブラックキャップス
こちらがカバンのフジタのランドセル、男の子エリアです。
カバンのフジタでは、男の子には圧倒的にブラックキャップスが人気があるとのことです。
ブラックキャップスは6色展開ですが、一番人気がクロ×マリンブルーだそうです。
(カラーコンビの人気が高い順)
- クロ×マリンブルー
- クロ×クロ
- クロ×アカ
- クロ×ブラウン
ブラックキャップスの特徴の1つとして、背当ての部分のかっこよさがあると思います。
背当ては本革で作られていて、構造的にも通気性と背中や腰への負担を考えた形状になっています。
他のブランドのランドセルと比べても、ふっくらとしている印象です。
横から見たブラックキャップスの写真です。
カバンのフジタのランドセルは、基本は本革と人工皮革のハイブリッドにすることで軽量につくられています。
大マチのこの部分はアーシックという人工皮革で作られています。
同じ人工皮革のクラリーノとアーシックの違いは、
軽いのはクラリーノ
傷に強いのはアーシック
また、本革の素材感が馴染みやすいのはアーシックなのだそうです!
ブラックキャップスは内装もシンプルなカッコよさを追求しています。
サブポケットも大き目で使いやすいサイズになっています。
男の子に人気があるブルークラスト
ブルークラストもブラックキャップスと同様に牛革シボで作られた本革ランドセルです。
ブルークラストの最大の特徴が、背当てのこのさわやかなブルーカラーにあります。
男の子は子供のころ青が好きなんですよね。
青が好きな男の子にはブルークラストが人気が高い様です。
サイドの大マチもブラックキャップス同様に「アーシック」素材が使用され、傷に強く軽量に作られています。
サンダーウイングも男の子に人気
サンダーウイングはクラリーノで作られているモデルで、カバンのフジタのランドセルの中でも軽量なモデルになります。
大マチに施されたウイングのデザインがスポーティーでかっこ良いランドセルです。
個性派に人気はギャラクシーがおすすめ
ギャラクシーは、シルバーのランドセルでシンプルなモデルが多いカバンのフジタのランドセルの中でもひときわ個性的なモデルになります。
素材はクラリーノが使われ、軽量なランドセルになっています。
おしゃれな男のには男女兼用アンシェルもおすすめ
石川店長がお持ちになっているこちらのモデルが、アンシェルです。
背当てのカラーコンビがかわいい男の子向けランドセルになっています。
続いて、女の子に人気のモデルも聞いてみました。
カバンのフジタで女の子に人気のランドセルはドリームラブ
デザインは山形レザーを使用したモデル「サンシャインプリティー」と同じデザインで、クラリーノ素材を使用したのが「ドリームラブ」になります。
ドリームラブの人気の理由
- 軽さと丈夫さのバランス
- 丁度良いシンプルさ
- カブセ部分の波のステッチのかわいさ
- リボンの鋲、ハートの鋲のデザインがかわいい
- 価格の安さ
カバンのフジタで女の子に人気のランドセルはラブハート
ラブハートは、クラリーノ素材が使われ軽量性とかわいさが人気の女の子向けランドセルです。
大マチにデザインされた、大きなハートのスパンコールがキラキラ光って、心がおどるランドセルとしてフジタのランドセルの女の子向けでも人気が高くなっています。
カバンのフジタで女の子に人気のランドセルはアップリカ
カバンのフジタのランドセルの中で、「かわいい」をテーマに作られているのがアップリカです。
山形レザーを使用した本革ランドセルで、ピンクがテーマカラーになっています。
写真はキャメル×スイートピンクで、アップリカの中でも人気のカラーになっている様です。
遺伝的にも体が大きる事が予想される男の子・女の子にはトラッドがおすすめ
トラッドは男女兼用モデルになります。
山形レザーを使用した本革(牛革シボ)モデルになっています。
トラッドの大きな特徴はこの2つです。
- 金属がアンティーク加工されている
- スライド錠前を使用していて、子供の成長に合わせて変えられる
この状態が通常のランドセルと同じ維持に錠前がある状態になります。
小学生の低学年の頃は、この位置で使用し、体の成長に伴いきつくなってきたら、錠前を移動する事ができます。
こちらが錠前を広げた状態です。
数センチの違いですが、これだけでも窮屈な感じがせず、楽に背負う事ができます。
ご両親が体が大きく、遺伝などでお子様も大きくなるだろうと予想される方には、この錠前が移動できるタイプのトラッドが人気がある様です。
カバンのフジタのランドセルの特徴
背負いやすさの工夫
6年間毎日使うものなので、ランドセルの背負いやすさはとても大切です。カバンのフジタのランドセルは背負いやすさを追求してさまざまな工夫が施されています。
カバンのフジタのスーパーXベルトは、登山用のバックパックのベルトの形状をヒントに作られています。ベルトの形をアルファベットのXの形にすることで、肩や胸にしっかりフィットさせて重さを分散させてくれます。
また、カバンのフジタのランドセルは背当ての腰に当たる部分を盛り上げてデコボコにし、さらにフィットする構造になっています。これにより、背中全体や肩、脇腹がスキマなくフィットして背当て全体で包み込むように背中を守ってくれます。
背当て、肩ベルト裏はすべてのモデルがソフト牛革を使用しているため、夏は涼しく、冬はぬくもりを感じるような心地よい感覚があります。
飽きのこないデザイン
フジタのランドセルはずっと変わらないシンプルなデザインになっています。
小さいお子さんは、ついつい派手なデザインを選んでしまいがちですが、高学年になると好みに合わなくなってしまうことが多いです。
そのため、フジタのランドセルは6年間飽きがこないように、シンプルなカラーを多く取りそろえています。
他の子と違いを出したいお子さんには、ワンポイントの刺繍や背当てのカラーで個性を出すことができます。
見た目の派手さは少ないですが、飽きずにずっと使い続けられるデザインになっています。
雪国ならではの知恵
フジタは夏の猛暑と冬の積雪という四季の寒暖差がある環境でランドセルを作り続けています。
雪国の子どもたちは、雪が降り積もっていたとしてもお構いなしに遊びに夢中になってしまいます。そのため、フジタのランドセルはすべてに防水加工がなされています。乾いたタオルで拭くだけで簡単にお手入れできるでの、革製品でありがちな面倒さはありません。
また、すべって転んでしまった場合、手荷物があると上手く転べずに怪我をしてしまうことがあります。そのため、フジタのランドセルは極力手が空くように大容量の収納になっています。
防水加工、右だけフック、大容量などなど、雪国でランドセルを作り続けているからこその工夫がさまざまなところに施されています。
カバンのフジタのランドセルのオススメポイント
しっかりキューブ
フジタのランドセルは小さいお子さんでも負担が軽くなるように、横幅がコンパクトになったキューブ型になっています。
これまでキューブ型のランドセルはつぶれやすいイメージがありましたが、フジタのしっかりキューブは特殊な芯材を使ったしっかりくんを使用して、形が崩れにくくなっています。開口部には太いピアノ線、大マチの補強材はリブ構造になっており、大きな力にも耐えることができます。
また、ランドセルの中で負担が大きくかかる部分には鋲で留めた上で手縫いをして補強をしているので、とても丈夫になっています。
さらに平均よりもマチが1センチ大きい作りになっているので、荷物をたくさん収納することができます。それでいながらヘリを減らすことで、ランドセルの大きさは抑えているので、コンパクトで大容量なランドセルを実現しています。
シンプルでカラフル
最近では、カラフルなデコレーションランドセルが主流になってきていますが、フジタのランドセルはシンプルさを重視しています。
それでいながら飽きのこない色とデザイン、背当ての色づけ、コンビカラーのバランスなどで、お子様に好かれるようなデザインに仕上がっています。
黒、インディゴブルー、マリンブルー、モスグリーン、シルバー、サックス、ピンク、赤、パープル、ブラウン、キャメルとカラーバリエーションが豊富なので、きっとお子さんが気に入るモデルが見つかりますよ。
カバンのフジタ女の子向け人気ランドセルランキング
大人気のスイートなカラーバリエーションと、ぷにっと質感のリボンがとってもかわいらしいです!
天然牛革なので、柔らかな背負い心地になっています。
評判 | |
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価格 | 79,800円(税込) |
カラー | 全5色 |
人気色 | パープル×ピンク |
重さ | 1,350g前後 |
外側だけでなく、内装までがかわいらしいピンクドットになっていて、隙のないかわいらしさにあふれています。
評判 | |
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価格 | 79,800円(税込) |
カラー | 全3色 アカ/ピンク、カーマイン/ピンク、ブラウン/ピンク |
人気色 | パープル×ピンク |
重さ | 1,350g前後 |
近年はカーマインピンクが人気色になっています。売り切れ必須の人気ランドセルです。
評判 | |
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価格 | 69,800円(税込) |
カラー | 全5色 |
人気色 | カーマイン×ピンク |
重さ | 1,350g前後 |
評判 | |
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価格 | 59,800円(税込) |
カラー | 全6色 |
人気色 | キャメル×ピンク |
重さ | 1,150g前後 |
人気 | |
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価格 | 65,000円(税込) |
カラー | 6色展開 |
人気色 | パールラベンダー |
重さ | 1,150g前後 |
カバンのフジタ男の子向け人気ランドセルランキング
評判 | |
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価格 | 78,800円(税込) |
カラー | 全5色 |
人気色 | クロ×クロ、クロー×マリンブルー |
重さ | 1350g前後 |
サイドのツバサモチーフでけでなく、360度どの角度からも光るピカットラインで遠くの車や自転車に存在を知らせてくれます。
評判 | |
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価格 | 65,000円(税込) |
カラー | 全6色 |
人気色 | クロ×ブルー |
重さ | 1350g前後 |
天然牛革「山形レザー」仕様でありながら、軽い背負い心地が特長です。
評判 | |
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価格 | 78,800円(税込) |
カラー | 全5色 |
素材 | クロ/ゴールド |
重さ | 1,350g前後 |
虹色のツバサは光の角度によって色が変わり、夜は車から見つけやすくしてくれます。
人気 | |
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価格 | 65,000円(税込) |
カラー | 6色展開 |
人気色 | マリンブルー |
重さ | 1350g前後 |
背当ては肌あたりと通気性のよいふっくら天然牛革を使用しており、クールの印象とは反対に、背中を優しく包み込んでくれます。
人気 | |
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価格 | 69,800円(税込) |
カラー | 6色展開 |
人気色 | クロ×クロ |
重さ | 1150g前後 |
カバンのフジタのランドセルはどこで買える?
フジタのランドセルを扱っているのは、
- 本店(山形県山形市)
- 郡山フェスタ店(福島県郡山市)
- イオン福島店(福島県福島市)
です。東北にしかお店がないので、なかなか実際に手に取ってみるのは難しいかもしれません。
カバンのフジタの公式サイトから注文ができるので、そちらから注文するのがオススメです。
カバンのフジタのランドセルはいつ買えばいい?
かばん専門店であるフジタはランドセル以外の製品も多く作っているため、ランドセルの生産量は決して多くありません。
そのため、大手に比べて売り切れやすいので、気になる場合は早めに注文する必要があります。
特に人気のモデルやカラーは売り切れるのが早いので、6~7月には注文しておくのが安心です。
ちなみに2018年は12月の時点で全シリーズが完売しているため、気になる人は早めにチェックしておきましょう。
カバンのフジタのランドセルの口コミまとめ
フジタのランドセルはシンプルなデザインで使いやすい
息子は派手なランドセルが欲しかったようですが、たぶんすぐに飽きるだろうと思って、シンプルなデザインのものを勧めました。フジタのランドセルはデザインはシンプルですが、色が豊富なので、息子も気に入ったのを見つけたようです。大容量なので、手荷物が減るのもうれしいですね。よく転ぶ子なので、そういった意味でも安心です(笑)
フジタのランドセルは丈夫という口コミを見て決めました
普段からものの扱いが乱暴なので、すぐに壊れるランドセルはイヤだなと思い、丈夫なものを探していました。フジタのランドセルはコンパクトで丈夫というのを知り、買ってみたのですが、確かに普通のよりも硬い感じです。これだけ頑丈だったら、うちの子が使っても6年間壊れずに済みそうです。
すっきりしたデザインの女の子向けランドセル
あまり装飾が派手派手しいのはすぐに飽きてしまいそうと考えていたのですが、フジタさんのランドセルはシンプルでいいですね。娘としてはもっと派手なのがよかったようですが「こっちの方がかわいいよ」と説得して購入しました。ラブハートのパールフェアリーを買ったのですが、実際に届いたものを背負ってみると、娘もとっても気に入ったようでよかったです。
カバンのフジタ2023年度ラインナップ
フジタの50,000円台のランドセル
ドリームラブ | 59,800円(税込) |
ドリームクルー | 55,000円(税込) |
ディライト |
フジタの60,000円台のランドセル
クイーンズデコ | 65,000円(税込) |
ラブハート | 65,000円(税込) |
レインボーフォース | 65,000円(税込) |
サンダーウィング | 63,000円(税込) |
ギャラクシー | 60,000円(税込) |
アップリカ | 69,800円(税込) |
グレースランド | 69,800円(税込) |
サンシャインプリティ | 69,800円(税込) |
ブラックキャプス | 69,800円(税込) |
アンシェル | 69,800円(税込) |
ブルークライスト | 69,800円(税込) |
フジタの70,000円以上のランドセル
トラッドフラッシュ | 798,000円(税込) |
プティハートミルキードリーム | 79,800円(税込) |
プティハート | 79,800円(税込) |
ブラックキャプスフラッシュ | 788,000円(税込) |
トラッド | 78,000円(税込) |
サンシャイングラッド | 79,000円(税込) |
プレミアム | 98,000円(税込) |
フジタのランドセルのカラーラインナップ
- ブラック(黒)
- ブルー(青)
- グリーン(緑)
- シルバー(銀)
- サックス(水色)
- ピンク(桃色)
- レッド(赤)
- パープル(紫)
- パール
- ワイン
- ブラウン(茶色)
- キャメル
- ホワイト(白)
カバンのフジタのランドセルに関するまとめ
フジタのランドセルは本革でありながらキューブ型ということで人気があります。
本店が山形にあり、お店も東北にしかないので、全国的な知名度はそこまでではありませんが、実際に口コミでなどではとても評判がいいです。
容量を大きくしつつも、ランドセル自体の大きさは抑えているため、コンパクトなキューブ型ランドセルに仕上がっています。見た目以上に大容量なので、手荷物を減らすことができるのもポイントです。
ベルトをX型にすることで背負いやすさにもこだわった、シンプルで型崩れしにくいキューブ型ランドセルです。
本革ランドセルは重さが心配という親御様も多いと思います。
カバンのフジタのランドセルは、負担のかかる肩ベルトや背当て部分には牛革を使用し、大マチなどの他のパーツに人工皮革を使いハイブリッドにすることにより、牛革の丈夫さと人工皮革の軽さを併せ持つ良いとこどりのランドセルになっています。
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