最近のランドセルは安全性にも配慮されているランドセルが多く、登下校中での事故などは絶対に避けなければなりません。
6年間安心、安全に登下校が出来るような機能を紹介していきたいと思います。
安全なランドセル選びの為のチェックポイント
金具のフックが外れる安全機能付きか?
ランドセルの両側、もしくは片側にフックがついています。よく、ランドセルに体操袋や給食袋をぶら下げている小学生を見かけます。
ですが、実はランドセルサイドに荷物を下げると巻き込まれ事故に遭う確率が一気に上がり危険性が高くなります。
そこで、一定の力が加わると自動的に外れ、巻き込まれ事故を防止する安全フックを採用するメーカーが増えてきました。
安全フックは元通りに戻せるタイプや、外れたら交換するタイプなどがあります。
安全フック対応していないランドセルもまだ多いので、購入前にしっかり確認しましょう。
防犯ブザーは付けられるか?
今のランドセルはほとんどが防犯ブザーを取り付けることができるフックが着いているはずです。
防犯ブザーは防犯ブザーがあるというだけで抑止力になったりもするので、ぜひしっかりと取り付けたいです。
肩ベルトの全面にDフックがついているかしっかりと確認しましょう。
また、防犯ブザーを取り付けるDフックが左の肩ベルトのみについていると、左利きのお子様はいざと言う時に引っ張りずらく、使いにくい可能性があります。右利きであれば左の肩ベルトに、左利きであれば、右の肩ベルトフックがついているかしっかりと確認しましょう。
反射板は付いているか?
学童保育や、クラブ活動や、習い事などで帰りが遅くなってしまうことも最近の小学生では珍しくありません。
夜道に限らず雨天時などの天候不良の日でも安全を確保しやすい反射材はどこについているのか、どの程度反射するのかというのが大切です。
反射材がついていないと、安全を確保しずらく事故に遭う確率も上がってしまいます。
ランドセルにはぜひ反射材が着いているものをオススメします。
安全性の高いフィットちゃんの安ピカもおすすめ
光るランドセル自体はたくさんのメーカーが販売していますが、その中でもフィットちゃんの安ピカッタイプのランドセルは日中はオシャレなデザインのランドセルのままで、雨の日や暗い夜道では、60m先からでも視認可能で、ランドセルの縁に沿って強く光るので、子供だと認識されやすく、ドライバーの注意もひきやすいです。
フィットちゃんの安ピカモデルは非常に人気が高く、安全性が非常に高いランドセルといえます。
背中とランドセルの間に隙間はできていないか?
ランドセルの上部の背カン周辺のクッションが当たる部分に隙間ができてしまう場合は、ランドセルの重心が体から離れてしまい、重く感じるので、最適ではありません。立ち上がりベルト機能がついているランドセルはこの部分に隙間がなくなり、軽く感じる仕様になっています。肩ベルトの長さを調節しても改善されない場合は購入するのは辞めておきましょう。
また、ランドセルの下部の腰のくびれ辺りに隙間ができてしまう場合は特に気にする必要はなく、大きく成長することにより自然とピッタリフィットします。
ですが、お子様が痛いと言われた場合などはクッションが柔らかいランドセルや、クッションの形が違うものを選ぶようにしましょう。
ランドセルを背負った時に安定感はあるか
安定感のないランドセルを背負ってしまうと、姿勢が崩れたり、肩ベルトを持ちたがったりします。
動いた時にも横揺れが少なく、ぐらつかないものを選びましょう。
安定感がないだけで、物凄い負担がかかり、背負いにくいだけではなく、転びやすい原因や、重く感じてしまいます。
ランドセルの重量体感は?
ランドセル展示会では教科書を入れた時のランドセルの重さを体感できるように準備がされています。重りがない場合は、500mlのペットボトル2本程度をランドセルに入れた状態で背負ってみましょう。
いくつかのランドセルを背負い比べてみて、体感として重さを感じるランドセルはNGです。フィットちゃんやセイバンでは背負った時の体感が軽く感じられるようなランドセル設計がされています。また、本革を主に扱う工房系の黒川鞄や萬勇鞄では、重くなりがちな本革のランドセルを体感として軽く感じさせる様に職人の技で工夫がされています。
ランドセルは重量比較だけでなく、重量体感も重要なポイントになります。
子供の体に合わないランドセルの弊害に注意
背中に隙間ができると腰や肩に負担がかかるので要注意
背中とランドセルの間に隙間があると、ランドセルの重さで後ろに引っ張られる原因になります。
後ろに引っ張られると自然と前傾姿勢になってしまい、肩や腰への負担が大きくなってしまいます。さらに、肩、腰、背中全体で重さを分散させることが出来ないまま背負うことになるので、体への負担がさらに増し、背負いにくいだけではなく、重さも感じられる原因になります。
姿勢が悪くなる原因にも
ランドセルが後ろに引っ張られることにより、前傾姿勢を保つように背負ってしまうので、姿勢が悪くなる原因のひとつになるといえます。
隙間がない場合は、密着するので、下に引っ張られるために、自然な姿勢を保つことができます。
子供の安全性を考えたおすすめランドセル
ランドセルの安全性や子供の体への負担軽減に関しては、スーパーなどの格安ランドセルよりも、ランドセル専門ブランドや工房系のランドセルがより研究と改善が重ねられています。
ランドセル人気ランキングでも常連のブランドの安全性の面でのこだわりをピックアップしてみました。
もちろん、ココに挙げた以外でもぱっと見気づきにくいところで工夫がされていたりします。
セイバン 天使のはね
セイバンのランドセルには重量を軽く感じさせることが出来る、肩ベルトを根元から立ち上げる天使のはねという樹脂を内蔵しています。
肩ベルトが立ち上がり、背中とランドセルの隙間がなくなり背負いやすくなります。左右連動背カンでぐらつきやズレを抑え、わん曲形状の肩ベルトでさらに背負い心地を高めています。
サイドにはセパレート式の安全フックを採用し、前後左右に反射材が着いているので安全に背負うことができます。
セイバン天使のはねの口コミや評判を見てみる
フィットちゃんランドセル
フィットちゃんのランドセルは25°肩ベルトを立ち上がることにより肩への負担は半分になり左右別々に動く背カンなので、背負いやすくなっています。肩ベルトにはWクッションを採用しています。また、安ピカッモデルのランドセルは60m先からでも視認可能で、強く光るので安全性が非常に高く、サイドのフックも強い力が加わると外れる安全フックを使用しています。
フィットちゃんランドセルの口コミや評判を見てみる
黒川鞄
黒川鞄のランドセルははばたくランドセルという、肩ベルトが別々に動き、立ち上がり肩ベルトを、採用しています。
かぶせには反射鋲が付けられていて、肩ベルトのふちにも反射材を縫い込んであります。
黒川鞄ランドセルの口コミや評判を見てみる
萬勇鞄
萬勇鞄のランドセルは付け根が立ち上がった肩ベルトで、S型カーブを付けた肩ベルトで肩と背中にしっかりとフィットします。左右別々に動くウイング背カンで、サイドには反射テープがついています。
萬勇鞄ランドセルの口コミや評判を見てみる
まとめ
なるべく子供に負担がかからず、安全性の高いランドセルがいいという親御様は沢山います。
ランドセルメーカーがたくさんあるなかで、その背負いやすさも安全性もたくさんの種類があります。
反射して光る安全性が高いランドセルを購入し、事故に遭う確率を減らしたいですね。
反射材の位置や光が届く距離などもしっかりと調べて購入するようにしましょう。
少しでも背負い心地が悪く感じた場合は、違うタイプのランドセルを購入しましょう。
成長期に姿勢が悪かったりすると、成長しにくかったりもします。しっかりとフィットするランドセルを選びましょう。
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